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今さら聞けない「サルファイト」とは?

  • 執筆者の写真: Kyiii
    Kyiii
  • 7月12日
  • 読了時間: 3分

更新日:8月9日

縮毛矯正剤の成分表を見ると、「サルファイト」や「亜硫酸塩」という名前を見かけることがあります。

一般の方にはあまり馴染みのない成分ですが、縮毛矯正やパーマ剤に使用されることがある還元剤の一つです。

今回は、サルファイトとはどのような成分なのか、その特徴や役割をわかりやすく解説します。


サルファイトとは?


サルファイトとは、亜硫酸塩を主成分とした還元剤の総称です。

代表的なものには、

  • 亜硫酸ナトリウム

  • 亜硫酸アンモニウム

などがあります。

これらは髪のシスチン結合を還元する働きを持ち、縮毛矯正やパーマ剤に使用されることがあります。


サルファイトの特徴


サルファイトは、一般的なチオグリコール酸系の還元剤とは異なる性質を持っています。

比較的穏やかに作用するため、薬剤設計の一部として採用されることがあります。

一方で、単独では十分な還元力が得られにくい場合もあるため、他の還元剤と組み合わせて使用される製品も少なくありません。

実際の働きは、配合量や処方、pHなどによって変わります。


サルファイトは髪に優しい?


「サルファイトだから髪に優しい」と一概に言うことはできません。

縮毛矯正のダメージは、

  • 還元剤の種類

  • 配合量

  • pH

  • アルカリ度

  • 放置時間

  • アイロン操作

など、多くの条件が組み合わさって決まります。

そのため、サルファイトが配合されていることだけで薬剤の良し悪しを判断することはできません。


サルファイトは他の還元剤と少し仕組みが違います


サルファイトは、チオグリコール酸やシステアミンなどの還元剤とは、髪に作用する仕組みが少し異なります。

一般的な還元剤は、髪のシスチン結合を直接還元して髪をやわらかくします。

一方、サルファイトは一度**「Bunte(ブンテ)塩(S-スルホシステイン)」**と呼ばれる中間体をつくり、その後の工程で髪の結合が変化していきます。

少し難しい話ですが、同じ「還元剤」と呼ばれていても、すべてが同じ仕組みで髪に作用しているわけではないということです。

そのため、サルファイトは他の還元剤とは異なる特徴を持ち、製品によっては他の還元剤と組み合わせながら使用されています。


お客様が知っておきたいポイント


現在の縮毛矯正剤は、一種類の還元剤だけで作られているものは少なく、複数の還元剤を組み合わせて設計されている製品が多くあります。

サルファイトも、その中の一つとして採用されることがあります。

大切なのは、成分名だけではなく、自分の髪質やダメージに合った薬剤を美容師が選ぶことです。


まとめ


サルファイトは、亜硫酸塩を主成分とした還元剤の総称です。

縮毛矯正やパーマ剤で使用されることがあり、薬剤設計の一部として他の還元剤と組み合わせて配合されることもあります。

縮毛矯正の仕上がりは、一つの成分だけで決まるものではありません。

髪の状態に合わせた薬剤選びと適切な施術が、美しい仕上がりにつながります。







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