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なぜ酸熱トリートメント後の縮毛矯正は難しくなることがあるのか?

  • 執筆者の写真: Kyiii
    Kyiii
  • 5 分前
  • 読了時間: 4分

セルフブロー式縮毛矯正専門店Kyiii(キー)です。

お客様からよくいただく質問のひとつが、

「酸熱トリートメントをしたことがあるのですが、縮毛矯正はできますか?」

というものです。

結論から言うと、

できる場合もありますし、難しい場合もあります。

ただし、その判断は髪の状態や施術履歴によって大きく変わります。

今回は縮毛矯正専門店の視点から、その理由を詳しく解説していきます。


まず最初に。Kyiiiでいう酸熱トリートメントとは?


近年は様々な髪質改善メニューが登場し、

酸熱トリートメントという言葉の意味も曖昧になっています。

Kyiiiでは、

グリオキシル酸を主体とした施術を酸熱トリートメント

として考えています。

レブリン酸などを使用した熱反応トリートメントについては、縮毛矯正との相性が比較的良いケースも多く、別のものとして考えています。

そのためこの記事で説明する酸熱トリートメントは、主にグリオキシル酸系の施術についてです。



酸熱トリートメントをしたら縮毛矯正はできなくなる?


必ずしもそうではありません。

実際に酸熱トリートメント歴があっても、問題なく縮毛矯正できる方もたくさんいらっしゃいます。

しかし、

  • 何回施術したのか

  • どのくらいの期間続けたのか

  • 現在の髪の体力はどのくらい残っているのか

によっては、慎重な判断が必要になります。



なぜ縮毛矯正が難しくなることがあるのか?


理由① 熱履歴が蓄積している

グリオキシル酸系の酸熱トリートメントは、高温のアイロンによって効果を発揮します。

1回で大きな問題になることは少ないですが、

何度も繰り返した場合、

髪の内部には熱の履歴が蓄積していきます。

髪は本来ある程度の柔軟性を持っていますが、

過度な熱処理を繰り返すことで、その柔軟性が失われることがあります。


理由② pHの大きな変化による負担

酸熱トリートメントの中には、

アルカリ側に傾けた状態から強い酸性の薬剤を反応させるものがあります。

髪は本来弱酸性です。

そこに、

アルカリ性 → 強酸性 → 高温アイロン

という処理を繰り返すことで、髪内部に負担が蓄積する場合があります。

見た目は綺麗でも、内部では体力が低下していることがあります。


理由③ 見た目だけでは髪の体力が分からない

実はこれが一番難しい部分です。

酸熱トリートメントを繰り返した髪は、

ツヤがあり綺麗に見えることがあります。

しかし縮毛矯正専門店から見ると、

見た目と髪の体力が一致していないことがあります。

健康そうに見えるのに、

実際には薬剤に耐えられる余力が少ない。

そんなケースも珍しくありません。


美容師は酸熱トリートメント歴を見分けられるのか?

結論から言うと、

髪だけを見て正確に判断することはできません。

ただし、

髪を濡らした時に独特の質感を感じることがあります。

軟化しているわけではなく、

何とも表現しづらい独特な手触りです。

縮毛矯正を数多く施術している美容師であれば、

「何か履歴がありそうだな」

と感じることはあります。

しかし、それだけで酸熱トリートメント歴を断定することはできません。

だからこそ、

過去に酸熱トリートメントをしたことがある場合は、美容師に伝えることが大切です。



一番怖いのはビビリ毛


酸熱トリートメント歴のある髪に対して、

髪の体力を見誤ったまま縮毛矯正を行うと、

ビビリ毛と呼ばれる深刻なダメージにつながることがあります。

髪がチリついたり、

ゴムのように伸びたり、

まとまらなくなったりする状態です。

一度大きく損傷した髪を元の状態へ戻すことは非常に困難です。

そのため縮毛矯正専門店は、酸熱トリートメント歴を重要な情報として考えています。


最近は以前ほど見かけなくなった


数年前は髪質改善ブームもあり、

グリオキシル酸系の酸熱トリートメントを導入する美容室が非常に増えました。

しかし現在では、

特徴や限界も広く知られるようになり、以前ほど積極的に行われることは少なくなっています。

それでも過去に施術を受けた方は多く、

縮毛矯正を検討している場合には重要な履歴のひとつになります。


まとめ


酸熱トリートメントをした後でも縮毛矯正は可能な場合が多いです。

しかし、

熱履歴の蓄積や髪内部への負担によって、通常より慎重な判断が必要になることがあります。

また、髪だけを見て酸熱トリートメント歴を正確に判断することはできません。

そのため過去に施術歴がある方は、必ず美容師へ伝えるようにしましょう。

縮毛矯正は強く施術することが正解ではありません。

髪に残された体力を見極めながら、安全な範囲で最大限の結果を出すことが大切です。





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