今さら聞けないケラチントリートメント|髪質改善との関係やケラチンブローアウトまで詳しく解説
- Kyiii

- 7月7日
- 読了時間: 4分
更新日:8月9日
「ケラチントリートメント」というメニューを見かけたことはありますか?
髪質改善メニューの一つとして紹介されることがありますが、日本では取り扱っている美容室はそれほど多くありません。
また、メーカーによって考え方や施術方法が大きく異なるため、「ケラチントリートメント」と一言で言っても、その内容はさまざまです。
今回は、ケラチントリートメントとは何なのか、その歴史や特徴、そして現在の考え方まで詳しく解説します。
ケラチントリートメントとは?
ケラチントリートメントとは、髪の主成分であるケラチンを補給することを目的としたトリートメントです。
使用されるケラチンも、
加水分解ケラチン
羊毛ケラチン
羽毛ケラチン
カシミヤケラチン
など、メーカーによってさまざまです。
しかし、「ケラチントリートメント」という名称に業界共通の定義はありません。
そのため、使用する成分や施術方法はメーカーごとに異なります。
海外で広まった「ケラチンブローアウト」とは?
ケラチントリートメントを語るうえで欠かせないのが、海外で広まったケラチンブローアウトです。
ブラジルを発祥とするヘアスムージング技術として世界中に広まり、ケラチンを配合した薬剤と高温のヘアアイロンを組み合わせて、まとまりやツヤを与える施術として人気を集めました。
一方で、初期の一部製品では、ホルムアルデヒド(ホルマリン)や、加熱時にホルムアルデヒドを放出する成分が問題となり、安全性について大きな議論が起こりました。
現在では処方もさまざまで、当時と同じものではありませんが、この出来事はケラチントリートメントの歴史を語るうえで重要な出来事の一つです。
日本のケラチントリートメント
日本では、海外のケラチンブローアウトがそのまま普及したというよりも、日本独自のケラチントリートメントとして発展してきました。
現在では、
ケラチンを補給することを目的としたもの
熱を利用して質感を整えるもの
熱反応成分を組み合わせたもの
など、メーカーごとに考え方が大きく異なります。
そのため、「ケラチントリートメント」という名前だけでは施術内容を判断することはできません。
ケラチンは熱で定着するの?
メーカーによっては、「熱によってケラチンが定着する」という説明がされています。
一方で、熱反応成分を組み合わせた処方も多く、実際に熱で作用しているのがケラチンそのものなのか、それとも熱反応成分なのかは、製品によって考え方が異なります。
また、ケラチンは髪の主成分ではありますが、現在の毛髪科学では、一度失われたケラチンが永久的に髪の一部として再生されるわけではありません。
そのため、「ケラチンが熱で完全に定着する」と一括りに考えるのではなく、製品ごとの理論を理解することが大切です。
ケラチントリートメントはどんな人に向いている?
一般的には、
パサつきが気になる
ツヤを出したい
手触りを改善したい
という方に提案されることが多い施術です。
一方で、縮毛矯正のようにクセ毛を真っすぐにする施術ではありません。
まとめ
ケラチントリートメントは、髪質改善メニューの中でもメーカーによる違いが特に大きい施術です。
使用するケラチンの種類も、施術方法も、熱の利用方法も統一されたものではありません。
また、「熱でケラチンが定着する」という考え方についても、メーカーによって理論が異なり、今後さらに研究や技術の進歩によって明らかになっていく部分も多いでしょう。
大切なのは、「ケラチントリートメント」という名前だけで判断するのではなく、どのような成分を使用し、どのような理論で髪に作用する施術なのかを理解することです。
髪質改善を選ぶ際は、名前ではなく中身を見ることが、後悔しないための第一歩になります。
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