合成とは何か?天然成分は本当に良いの?
- Kyiii

- 2 日前
- 読了時間: 3分
世界初のセルフブロー式縮毛矯正専門店Kyiii(キー)です。
シャンプー博士シリーズ、トリートメント博士シリーズでは、
これまで数多くの成分について解説してきました。
今回はその中であまり触れなかったのですが、
「合成界面活性剤」
「合成ポリマー」
という言葉を目にした方も多いと思います。
そして、
「合成って何となく体に悪そう…」
と思った方もいるかもしれません。
しかし実は、
合成という言葉自体に、良い・悪いという意味はありません。
今回は、「合成」という言葉について分かりやすく解説します。
合成とは?
合成とは、
複数の物質を化学反応によって新しい物質に作り変えることです。
つまり、
「人工的に作る」
という意味であり、
「危険」
という意味ではありません。
実は植物由来でも合成される
例えば、
植物由来シャンプーによく使われる
ラウレス硫酸Na。
原料はパーム油など植物由来の場合があります。
しかし、
そのままではシャンプーとして使えません。
化学反応を行い、
界面活性剤として使える形にします。
つまり、
植物由来
↓
合成
↓
界面活性剤
という流れです。
つまり、
植物由来だから合成していない
というわけではありません。
天然界面活性剤だけでシャンプーは作れる?
天然にも界面活性剤は存在します。
例えば、
サポニン
レシチン
胆汁酸
などです。
しかし、
現在のシャンプーのように、
泡立ち
洗浄力
保存性
使用感
を満たすことは非常に難しく、
天然界面活性剤だけで作られたシャンプーはほとんどありません。
ポリマーも同じです
ポリマーにも、
天然と合成があります。
例えば、
天然ポリマー
ケラチン
コラーゲン
シルク
セルロース
ヒアルロン酸
合成ポリマー
ポリクオタニウム-10
ポリクオタニウム-7
PVP
などがあります。
最近のシャンプーやトリートメントでは、
天然ポリマーと合成ポリマーを組み合わせることも珍しくありません。
天然だから安全、合成だから危険ではない
例えば、
天然にも毒があります。
トリカブトも天然ですし、
フグ毒も天然です。
フルーツにもアレルギー成分などがあります。
逆に、
人工的に合成された成分でも、
安全性を確認した上で化粧品に配合されています。
つまり、
天然か合成かだけで、
良い・悪いは決まりません。
Kyiiiが伝えたいこと
ここまで、
シャンプーやトリートメントについてたくさん学んできました。
そして分かったことがあります。
シャンプー選びで大切なのは、
「天然だから安心」
「合成だから危険」
「オーガニックだから良い」
というイメージだけで判断することではありません。
本当に大切なのは、
その成分がどのような目的で使われ、製品全体がどのように設計されているかです。
化粧品メーカーは、
何度も試作を繰り返し、
洗浄力、保湿力、指通り、価格、安全性など、
さまざまな要素のバランスを考えて製品を作っています。
Kyiiiもその努力を理解しているからこそ、
成分名だけを見て
「このシャンプーはダメ」
「この成分は危険」
といった単純な評価はしません。
シャンプー博士シリーズ 完結
ここまで読んでくださり、本当にありがとうございました。
このシリーズを通して皆さんに一番伝えたかったのは、
流行やイメージではなく、成分を理解して、自分の髪に合ったヘアケアを選ぶことです。
もしこの記事が、皆さんのシャンプー選びやトリートメント選びの役に立てば、Kyiiiとしてこれ以上うれしいことはありません。
これであなたも、シャンプー博士・トリートメント博士です。

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