前髪縮毛矯正はなぜビビりやすいのか?
- Kyiii

- 8月6日
- 読了時間: 5分
更新日:8月9日
前髪縮毛矯正を繰り返していると、
「前髪だけ髪が硬くなってきた」
「毛先がチリチリしてきた」
「縮毛矯正をしたのに、逆に扱いにくくなった」
ということがあります。
前髪縮毛矯正がビビりやすいのには、いくつかの理由があります。
単純に「前髪だから傷みやすい」というだけではありません。
施術頻度が高いこと、髪が細いこと、リタッチでも既施術部に薬剤が触れる可能性があること、そして毎日のアイロンによる熱ダメージ。
こうした要因が重なっていることがあります。
前髪は縮毛矯正の頻度が高くなりやすい
前髪は顔の正面にあるため、少しクセが出ただけでも気になります。
そのため、全体の縮毛矯正よりも前髪だけ頻繁に縮毛矯正をする人もいます。
2〜3か月に1回程度がひとつの目安になりますが、クセの強さによってはもっと早い段階で気になることもあります。
問題なのは、施術回数が増えるほど、同じ髪に薬剤や熱処理が加わる機会も増えることです。
前髪は短いので、毛先まで新しい髪に入れ替わるまでにも時間がかかります。
そのため、長期間にわたって同じ部分に縮毛矯正を繰り返すことになりやすいのです。
前髪はもともと髪が細い
前髪には、太い毛だけではなく、細い毛や産毛のような毛も多く存在します。
髪が細ければ、必ず傷みやすいという単純な話ではありません。
しかし、同じ施術を受けた場合でも、髪の太さや状態によって受ける影響は変わります。
特に生え際には非常に細い毛が混在しているため、前髪全体を均一な髪として考えることはできません。
「前髪」という一つの範囲の中にも、髪の太さやダメージ履歴が違う毛が混ざっています。
これが前髪縮毛矯正の難しさの一つです。
リタッチでも、本当に根元だけに薬剤がついている?
前髪縮毛矯正では、基本的に新しく伸びた部分を中心にリタッチすることが重要です。
しかし、実際の施術では、
「根元にだけ薬剤を塗ったから、既縮毛部分には絶対に薬剤がついていない」
とは限りません。
薬剤塗布の際の境界、髪の重なり、薬剤の移動、流しの工程などによって、既に縮毛矯正がかかっている部分に薬剤が触れる可能性があります。
また、美容室によっては、リタッチのつもりでも境界をかなり広めに設定して施術する場合もあります。
だからこそ、前髪縮毛こそリタッチの精度が重要なのです。
一度縮毛矯正をした部分に、必要以上に薬剤を重ねない。
これを繰り返すことが、前髪を綺麗に維持するためには大切です。
保護剤を使うかどうかでも考え方は変わる
美容室によって、既に縮毛矯正がかかっている部分をどのように保護するかという考え方にも違いがあります。
既施術部への薬剤の付着を避けることを優先する場合もあれば、必要に応じて保護剤などを使用する場合もあります。
つまり、
「リタッチだから絶対に安心」ではありません。
どこに薬剤を塗るのか。
既に縮毛矯正がかかっている部分をどう扱うのか。
必要に応じてどのような保護をするのか。
こうした細かな判断の積み重ねが、前髪のコンディションに影響します。
実は毎日のアイロンでかなり傷んでいることもある
そして、前髪縮毛矯正で忘れてはいけないのが、毎日のアイロンです。
前髪は毎朝セットする人が多く、
「前髪だけ毎日アイロンを使っている」
というケースも珍しくありません。
縮毛矯正をしているからアイロンを使わなくてよくなる人もいますが、毛先のニュアンスを作ったり、流れを整えたりするためにアイロンを使い続ける人もいます。
この場合、縮毛矯正だけではなく、毎日の熱処理によるダメージも積み重なります。
特に、
縮毛矯正を繰り返している髪に、毎日のアイロン。
この組み合わせは、前髪のコンディションを考えるうえで無視できません。
「今回の縮毛矯正でビビった」と思っていても、実際にはそれまでの薬剤履歴や日常的な熱ダメージが蓄積していて、今回の施術をきっかけに表面化した可能性もあります。
ビビり毛になってから直すのは難しい
前髪縮毛矯正で最も注意したいのは、一度大きくダメージしてしまった髪を元の状態に戻すことは簡単ではないということです。
クセが伸びなかったのであれば、髪の状態を確認して再施術を検討できる場合があります。
しかし、髪が過度にダメージしてしまった場合は話が違います。
「もう一度縮毛矯正をかければ綺麗になる」
とは限りません。
むしろ、さらに薬剤や熱を加えることで状態を悪化させる可能性もあります。
だからこそ、ビビってから直すのではなく、ビビらせないことが重要です。
前髪縮毛矯正は「強く伸ばす」より「重ねない」
前髪縮毛矯正では、
「クセをしっかり伸ばしたい」
という気持ちが強くなりがちです。
しかし、綺麗な前髪を長く維持するためには、強く伸ばすことだけを考えてはいけません。
新生部には適切に施術する。
既に縮毛矯正がかかっている部分には、できるだけ余計な負担をかけない。
毎日のアイロンによる熱ダメージも考える。
そして、髪の状態によっては施術そのものを見送る判断も必要です。
前髪縮毛矯正は、伸ばす技術だけではなく、重ねない技術も重要です。
前髪縮毛矯正こそ、次の施術まで考える
前髪は一度綺麗にすれば終わりではありません。
また髪は伸びます。
そして、そのたびに前髪縮毛矯正が必要になることがあります。
だからこそ、一回の仕上がりだけを見るのではなく、
「次回も綺麗に縮毛矯正できる髪を残せるか?」
という視点が大切です。
前髪縮毛矯正がビビりやすい理由は、一つではありません。
頻度が高くなりやすい。
髪が細い。
リタッチでも既施術部に薬剤が触れる可能性がある。
そして、毎日のアイロンで熱ダメージが蓄積している。
こうした要因を一つずつ考えることが、前髪を綺麗に保つことにつながります。
前髪縮毛こそ、リタッチ。
そして、前髪縮毛こそ、次の施術まで考えた施術が必要です。
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