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今さら聞けない酸性ストレート|酸性だから傷まないは本当?仕組みを美容師が解説

  • 執筆者の写真: Kyiii
    Kyiii
  • 7月8日
  • 読了時間: 3分

更新日:8月9日

「酸性ストレートは髪に優しい」


「ブリーチ毛でもできるストレート」

このような説明を見たことがある方も多いのではないでしょうか。

近年、髪質改善ストレートとして人気を集めているのが酸性ストレートです。

しかし、酸性ストレートにも業界共通の定義はなく、美容室やメーカーによって使用する薬剤や考え方は異なります。

今回は、酸性ストレートとはどのような施術なのかを、毛髪科学の視点からわかりやすく解説します。


酸性ストレートとは?


酸性ストレートとは、その名の通り酸性領域(一般的に弱酸性〜酸性付近)で施術を行うストレートメニューです。

アルカリ性の縮毛矯正に比べて髪への負担を抑えることを目的として開発され、多くのメーカーからさまざまな薬剤が販売されています。

ただし、「酸性ストレート」という名称だけでは施術内容は分かりません。

使用する還元剤や処方は、美容室によって大きく異なります。


酸性なのにクセは伸びるの?


「酸性では還元できないのでは?」と思われる方もいるかもしれません。

実際には、酸性領域でも働く還元剤を使用することで、髪の結合をコントロールし、ストレートヘアへ導きます。

代表的な還元剤として、

  • GMT

  • スピエラ

などが使用されることが多くあります。

一方で、メーカーや美容室によっては、これ以外の還元剤を組み合わせている場合もあります。


酸性だから傷まない?


これはよくある誤解です。

酸性ストレートは、アルカリ膨潤を抑えやすいという特徴がありますが、

「酸性だからダメージがゼロ」「必ず髪に優しい」という意味ではありません。

髪の状態に合わない薬剤選定や過度な熱処理を行えば、ダメージにつながる可能性があります。

逆に、適切な薬剤選定と施術が行われれば、ダメージを抑えながら美しい仕上がりを目指すことも可能です。


メーカーによって考え方はさまざま


現在では、多くのメーカーが酸性ストレート剤を販売しています。

しかし、

  • 還元剤の種類

  • pH

  • 処理剤

  • アイロン工程

などの考え方はメーカーごとに異なります。

そのため、同じ「酸性ストレート」という名前でも、施術内容や仕上がりは大きく変わることがあります。


まとめ


酸性ストレートとは、酸性領域で施術を行うストレートメニューの総称です。

しかし、その中身はメーカーや美容室によってさまざまで、名前だけでは施術内容を判断することはできません。

「酸性だから安心」と考えるのではなく、

  • 使用する還元剤

  • 薬剤の設計

  • 美容師の考え方

まで含めて理解することが、自分に合ったストレート施術を選ぶポイントになります。

次回は、「コスメストレートとは何か?」について詳しく解説します。






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