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髪の結合って何?縮毛矯正でよく聞く髪の結合をわかりやすく解説

執筆者の写真: Kyiii
Kyiii
3 分前
読了時間: 6分

よく縮毛矯正を調べていると「髪の結合」という言葉が出てきます。

「髪の結合を切る」


「結合をつなぎ直す」


「結合に働きかける」

美容師さんの説明や縮毛矯正についての記事で、このような表現を見たことがある方もいるのではないでしょうか。

それは一体何なのでしょうか?

今回は、縮毛矯正を理解するうえで知っておきたい「髪の結合」について、できるだけ簡単に説明します。


そもそも髪は何でできている?


髪の主成分はケラチンというタンパク質です。

そして、髪の内部ではケラチン同士がさまざまな結びつきを持っています。

この結びつきが、一般的に「髪の結合」と呼ばれているものです。

髪の形や強さ、性質を考えるとき、この結合はとても重要な存在です。

ただし、「髪の結合」といっても一種類だけではありません。


髪にはいくつかの結合がある


髪の結合として代表的なものには、

  • 水素結合

  • イオン結合(塩結合)

  • シスチン結合(S-S結合)

  • ペプチド結合(主鎖結合)

などがあります。

それぞれ結びつきの強さや性質が違います。

そのため、「縮毛矯正は髪の結合を切って伸ばす」と一言で説明してしまうと、少し大雑把すぎます。

どの結合に、どのような作用が起こるのかを考える必要があります。


一番身近なのが水素結合


水素結合は、水に濡れると切れ、乾くと再形成されるという特徴があります。

例えば、朝に寝癖がついている髪を濡らして乾かすと、寝癖がある程度リセットされます。

これは髪の水素結合が水によって一度ほどけ、乾くときに新しい形で結び直されるためです。

ブローやアイロンで髪の形を一時的に変えられるのも、この水素結合が関係しています。

だから、

「朝はストレートだったのに、雨の日になるとうねる」

といった現象にも水素結合が関係しています。

ただし、水素結合は一時的な形づくりに関係する結合です。

これだけで縮毛矯正のような長期間のストレートを作っているわけではありません。


縮毛矯正で重要になるシスチン結合


縮毛矯正を理解するときに特に重要になるのが、シスチン結合(S-S結合)です。

シスチン結合は、髪のケラチンタンパク質同士を強く結びつけています。

縮毛矯正では、還元剤を使ってこの結合に作用させます。

そして髪をまっすぐな形に整えた状態で酸化工程を行います。

そのため、縮毛矯正は単純に「髪を乾かしてまっすぐにする」という施術ではありません。

髪の内部にある結合に薬剤を作用させ、髪の形そのものを変えていく施術なのです。

「結合を切る」という表現には注意

縮毛矯正の記事では、

「結合を切る」

という表現がよく使われます。

もちろんイメージとしては分かりやすいのですが、実際にはすべての結合をバッサリ切っているわけではありません。

薬剤によって結合に作用させ、その後の工程で髪の形を整え、酸化によって再形成させていきます。

また、薬剤の種類や濃度、pH、放置時間、髪の状態などによって作用の仕方も変わります。

そのため、

「強い薬剤ほど結合をたくさん切るから、よく伸びる」

と単純に考えることもできません。

髪の状態に対して、どの程度の薬剤作用が必要なのかを考えることが重要です。


縮毛矯正では「結合」だけを見ているわけではない


縮毛矯正について詳しく調べると、「結合」という言葉がたくさん出てくるため、

「縮毛矯正=結合を操作する技術」

と思ってしまうかもしれません。

しかし、実際の施術ではそれだけではありません。

髪の太さやダメージ、カラー履歴、既に縮毛矯正をしている部分、新しく伸びてきた部分など、さまざまな条件を考える必要があります。

同じ人の髪でも、根元と毛先では状態が違います。

だからこそ縮毛矯正では、髪全体に同じ薬剤を同じように使えばいいというわけではありません。

髪の状態を見て、必要なところに必要なだけ作用させること。

これが重要になります。


縮毛矯正は「結合を壊す施術」ではない


縮毛矯正について、

「結合を切るから髪が傷む」

という説明を見かけることがあります。

確かに、薬剤によって髪の内部構造に作用させる以上、髪への負担を考える必要があります。

ただし、縮毛矯正を単純に「結合を壊す施術」と考えるのも正確ではありません。

目的は、髪を無差別に壊すことではなく、

薬剤によって髪の内部構造に作用させ、髪を希望する形に整え、その状態を固定すること。

そのために、還元と酸化という化学反応を利用しています。


髪の結合を知ると縮毛矯正が少し分かりやすくなる


縮毛矯正は、ただ薬剤を塗ってアイロンを通しているだけではありません。

髪の内部にあるタンパク質や結合に薬剤を作用させ、髪の形を整えていく施術です。

だからこそ、

「なぜ縮毛矯正で癖が伸びるの?」

という疑問を理解するためには、「髪の結合」という言葉を知っておくと役立ちます。

ただし、結合には複数の種類があり、それぞれ役割も性質も違います。

「結合を切る」という一言だけで縮毛矯正の仕組みを理解するのではなく、

どの結合に、どのように作用するのか。

そこまで考えると、縮毛矯正の薬剤や施術工程についても、より理解しやすくなります。


Kyiiiの縮毛矯正も「髪の状態」を見て施術します


Kyiiiは縮毛矯正専門店です。

縮毛矯正では、髪の状態によって必要な薬剤の強さや施術方法が変わります。

カラーをしている髪と、カラーをしていない髪。

以前に縮毛矯正をした髪と、初めて縮毛矯正をする髪。

根元の新しく伸びた髪と、既に何度も施術を受けている毛先。

同じ「癖毛」でも、髪の状態はそれぞれ違います。

だからこそKyiiiでは、髪を一律に扱うのではなく、現在の髪の状態を確認したうえで施術を考えています。

縮毛矯正は、単純に「強い薬剤を使えばいい」というものではありません。

髪の状態に合わせて、必要な作用を必要な範囲に与える。

それが、髪をきれいに保ちながら癖を整えるために重要な考え方です。


まとめ


「髪の結合」とは、髪の主成分であるケラチンタンパク質などを形づくるさまざまな結びつきのことです。

代表的なものとして、

  • 水素結合

  • イオン結合(塩結合)

  • シスチン結合(S-S結合)

  • ペプチド結合

などがあります。

その中でも縮毛矯正では、シスチン結合を含む髪の内部構造への薬剤の作用が重要になります。

ただし、

「縮毛矯正=結合を切るだけ」

ではありません。

還元によって髪の内部構造に作用させ、髪を希望する形に整え、その後の酸化工程などを通して状態をつくっていきます。

そして大切なのは、髪の結合だけを見るのではなく、その人の髪が現在どのような状態なのかを見極めることです。

「髪の結合」という言葉が分かると、縮毛矯正について調べたときに出てくる専門用語も、少し理解しやすくなるはずです。






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