ヘアオイルの真実 ~シリコーンと植物オイルの本質を知って、正しい使い分けを~
- Kyiii

- 2025年12月25日
- 読了時間: 4分
ブログをご覧いただきありがとうございます!
今回は、多くのご要望にお応えして、「ヘアオイルの真実」について、成分に詳しい視点から詳しくお伝えします。
近年、「ヘアオイルは使わない方が良い」とおっしゃる美容師さんが増えていますが、実際のところはどうなのでしょうか。
結論から申し上げますと、髪の状態に合わせて適切に使い分けることが重要です。
特に縮毛矯正や髪質改善をされている方は、ぜひ最後までお読みください。
一般的な「ヘアオイル」の多くは、実はシリコーンが主成分です
人気のヘアオイルと呼ばれる製品の成分表を確認すると、
主成分はシリコーン(dimethiconeなど)であることがほとんどです。
- 成分表示のトップに記載されるのは、多くがシクロペンタシロキサン(揮発性シリコーン)
- 次いでジメチコンやジメチコノールなどが配合され、滑らかさとツヤを演出
- 植物オイル(アルガンオイル、ホホバオイルなど)は配合されていますが、少量のアクセント程度
つまり、あの軽やかな使用感とツヤは、主にシリコーンの効果によるものです。
純粋な植物オイル100%の製品(例:大島椿、ゆず油、無印良品のホホバオイルなど)とは、性質が大きく異なります。
ヘアオイルのデメリットは、植物オイルの酸化だけではありません
「ヘアオイルをやめたら髪の調子がとても良くなった」と感じる方が増えている理由の一つに、
シリコーンの蓄積が挙げられます。
- シリコーンは酸化しにくいため、製品としては安定性が高い
- しかし、髪の表面に残留し続け、コーティングを形成 → 重さ・ベタつき・内部へのトリートメント浸透阻害・ボリュームダウン
そのため、「植物オイルではないからデメリットがない」と考えるのは誤りです。
シリコーンを多く含む製品こそ、過剰に使用すると髪の調子が悪くなったり、不潔に見えたりする原因となることがあります。
縮毛矯正をされている方は、特にシリコーンに注意が必要です
縮毛矯正後の自然でサラサラとした質感は、とても魅力的なものです。
シリコーンを多く含む製品は即効でツヤを出せますが、過剰使用により人工的な光沢が生じ、
自然なストレート感が損なわれる場合があります。
特にセルフブローで仕上げる方は、軽めのケアを選択することで、素髪のような質感を長く保つことができます。
おすすめのアウトバストリートメント使い分け(髪の状態別)
髪質改善は段階的に進むため、アウトバストリートメントも髪の状態に合わせて変えていくのが効果的です。
1. ハイダメージ期(パサつき・切れ毛が気になる段階)
→ シリコーンをしっかり含む製品で、即効性の保護を優先
おすすめ:リケラエマルジョン(ヘアミルクタイプ)、エルジューダFO、モロッカンオイル
理由:すぐにサラサラでツヤのある仕上がりになり、モチベーションが維持しやすい。水ベースのリケラエマルジョンは内部補修にも優れています。
2. 中間期(髪の調子が落ち着いてきた段階)
→ シリコーンを中程度〜少なめにし、内部保湿を重視
おすすめ:ジェミールフラン メルティバター、トラックオイル/クリーム、ルベル イオセラム
理由:適度なコーティングを保ちつつ、本格的な補修成分を髪の内部に届けやすい。
3. 完成期(素髪でサラサラをキープできる段階)
→ ノンシリコーンまたは軽い植物オイル中心に
おすすめ:ホホバオイル原液、ゆず油、純粋アルガンオイル、オージュア クエンチセラム
理由:自然なツヤと軽さが最大限に活き、縮毛矯正後の素髪のような質感を長持ちさせます。
まとめ:髪の「今の状態」に合った選択を
ヘアオイル自体が悪いわけではなく、使い方とタイミングが重要です。
ハイダメージの時期はシリコーンで見た目を整えつつ保護し、
髪が健康になってきたら軽いケアへ移行する——これが真の髪質改善への近道です。
Kyiiiのサロンでは、お客様の髪の変化を毎回確認しながら、
最適なアウトバストリートメントをご提案しております。
ぜひご相談ください。

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