縮毛矯正をしてる髪にパーマはできる?

「縮毛矯正をしている髪にパーマはかけられる?」
「ストレートにしたけど、毛先だけパーマをかけたい」
「縮毛矯正をした髪にパーマをかけたら傷む?」
そんな疑問を持っている方もいると思います。
結論から言うと、
縮毛矯正をした髪にパーマをかけることは、場合によっては可能です。
実際に、綺麗にパーマがかかるケースもあります。
しかし、長年縮毛矯正をしてきた経験からすると、
基本的には、あまりおすすめしません。
その理由は、パーマが「かかるか、かからないか」だけではなく、綺麗に仕上がる確率と髪への負担を考える必要があるからです。
なぜ縮毛矯正をした髪にパーマをかけるのが難しい?
縮毛矯正とパーマは、どちらも薬剤によって髪の内部の結合に作用させ、髪の形を変える施術です。
縮毛矯正では髪をストレートの形に整えます。
その後、パーマをかける場合は、今度はその髪にもう一度薬剤を作用させて、カールやウェーブを作ろうとします。
つまり、
すでに一度、形を変える化学処理を受けた髪に、もう一度形を変える施術をする
ことになります。
ここが難しいところです。
綺麗にかかることもある
ここは誤解してほしくないポイントです。
「縮毛矯正をした髪には絶対にパーマがかからない」
というわけではありません。
髪の状態や縮毛矯正の履歴、薬剤、施術方法などの条件が合えば、綺麗にパーマがかかることもあります。
実際、
「思ったより綺麗にかかった」
というケースもあります。
ただし、
一度綺麗にかかったからといって、誰の髪でも同じようにできるわけではありません。
ここが美容師側から見ても難しいところです。
縮毛矯正の履歴が分からないと、さらに難しい
例えば、
「半年くらい前に縮毛矯正をしました」
という場合でも、実際にはどこまで縮毛矯正が残っているのかを正確に判断するのは簡単ではありません。
髪の長さによっては、毛先に以前の縮毛矯正が残っていることもあります。
さらに、
カラーをしている
ブリーチをしている
繰り返し縮毛矯正をしている
毛先にダメージがある
など、これまでの履歴によって髪の状態は大きく変わります。
そのため、同じ「縮毛矯正をしている髪」でも、パーマをかけられる条件は一人ひとり違います。
パーマが綺麗にかからないこともある
縮毛矯正をした髪にパーマをかける場合、
「ちゃんとカールが出るのか」
という問題があります。
薬剤を弱くすると、思ったようにカールが出ない。
だからといって薬剤の作用を強くすると、髪への負担が大きくなる。
さらに、縮毛矯正によってストレートに整えられた髪に、狙ったようなカールを均一につけるのも簡単ではありません。
そのため、
「かかるかどうか」よりも「綺麗に、安定してかかるか」
を考える必要があります。
髪への負担も考えなければいけない
もう一つ大きな問題があります。
それが、
髪への負担です。
縮毛矯正をした髪に、さらにパーマの薬剤や熱を加えることになります。
髪の状態によっては、負担が大きくなってしまう可能性があります。
特に毛先など、以前の縮毛矯正やカラーが重なっている部分は注意が必要です。
パーマをかけた直後は綺麗に見えても、その後に、
パサつく
ゴワつく
引っかかる
カールが不均一になる
毛先の状態が悪くなる
といった問題が出ることもあります。
「できる」と「おすすめ」は別
美容室で、
「縮毛矯正をしているけどパーマできますか?」
と聞いたとき、
「できます」
と言われることがあるかもしれません。
しかし、
「技術的にできる」ことと、「その人の髪におすすめできる」ことは別です。
髪の状態によっては施術できる場合もあります。
ただ、
「綺麗に仕上がる可能性」
「その後の髪の状態」
「失敗した場合のリカバリー」
まで考えると、積極的にはおすすめしにくい施術です。
それでもパーマをかけたい場合は?
どうしてもパーマをかけたい場合は、まず現在の髪の状態と履歴を美容師にしっかり伝えましょう。
特に、
いつ縮毛矯正をしたのか
何回くらい縮毛矯正をしているのか
カラーをしているか
ブリーチをしているか
毛先まで縮毛矯正をしているか
などは重要な情報になります。
そして、できれば現在の髪だけではなく、これまでどんな施術をしてきたのかを正確に伝えることが大切です。
パーマではなく「巻く」という選択肢もある
「ストレートにもしたいけど、たまにはカールも楽しみたい」
という方なら、必ずしもパーマをかける必要はありません。
コテやカールアイロンで、その日の気分に合わせて巻くという方法もあります。
縮毛矯正をした髪でも、適切にアイロンを使えばカールを作ることはできます。
毎日パーマをかけておくのではなく、
普段はストレート、休日はコテで巻く。
という使い分けもできます。
もちろん、コテも熱を使うので、髪の状態に合わせた使い方が必要です。
縮毛矯正とパーマ、どちらも楽しみたいなら
「ストレートも楽しみたいし、パーマも楽しみたい」
という場合は、最初からその希望を美容師に伝えておくことをおすすめします。
縮毛矯正をしてから、
「やっぱりパーマをかけたい」
と考えるより、
将来的にどんなヘアスタイルを楽しみたいのか
を最初に考えておいた方が、施術の計画を立てやすくなります。
髪の形を変える施術は、一度行えば終わりではありません。
その後の施術履歴として髪に残っていくからです。
まとめ
縮毛矯正をしている髪にパーマをかけることは、絶対に不可能というわけではありません。
髪の状態や施術履歴によっては、綺麗にパーマがかかるケースもあります。
しかし、
「できる」=「おすすめできる」ではありません。
縮毛矯正をした髪にさらにパーマをかけることで、髪への負担が大きくなる可能性があります。
また、思ったようにカールが出なかったり、均一にかからなかったりすることもあります。
長年縮毛矯正を見てきた経験からすると、
縮毛矯正をした髪にパーマをかけるのは、基本的にはおすすめしません。
どうしてもカールを楽しみたいのであれば、コテなどで一時的に巻く方法もあります。
縮毛矯正をする前に、
「ストレートにしたい。でも将来的には巻いたりパーマをかけたりもしたい」
という希望があるなら、それも含めて美容師に相談しておきましょう。
髪は一度施術すると、その履歴が次の施術にも影響します。
だからこそ、今の仕上がりだけではなく、
「これからどんな髪型を楽しみたいのか」
まで考えて施術を選ぶことが大切です。
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