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どうやったら縮毛矯正は上手くなるのか?

執筆者の写真: Kyiii
Kyiii
8月30日
読了時間: 6分

「縮毛矯正が上手な美容師さんになりたい」

美容師なら、一度はそう考えるのではないでしょうか?

では、どうすれば縮毛矯正は上手くなるのでしょうか?

私が考える答えは、

圧倒的に数をこなすこと。

そしてもう一つ、

難しい髪を継続して担当すること。

この2つがとても重要だと思っています。


まずは圧倒的に数をこなす



縮毛矯正は、同じ施術をしているように見えても、お客様によって髪の状態がまったく違います。

例えば、

  • 癖の強さ

  • 髪の太さ

  • 毛量

  • ダメージ

  • カラーの履歴

  • ブリーチの履歴

  • 以前に縮毛矯正をした部分

  • 毛先の状態

  • 髪の水分量

など。

同じ薬剤を使って、同じ時間を置いて、同じようにアイロンを入れたとしても、結果が同じになるとは限りません。

だからこそ、たくさんの髪を実際に施術する必要があります。

10人の髪を見るのと、100人の髪を見るのでは、経験できるケースの数が違います。

100人と1,000人でも同じです。

たくさんの髪を触ることで、「この髪はこう反応する」という経験値が増えていきます。


ただ、数をこなすだけでは十分ではない


ここがもっと重要です。

ただ同じことを繰り返しているだけでは、技術はなかなか伸びません。

施術前に髪を見て、

「この髪なら、このくらいの薬剤がいいだろう」

「このくらいの時間が必要だろう」

「このくらいのアイロン操作が適切だろう」

と予測します。

そして実際に施術して、結果を見る。

そこで、

「もう少し薬剤を効かせた方が良かった」

「少し時間を短くした方が良かった」

「もう少しアイロンの操作を変えた方が良かった」

など、結果を見ながら少しずつ調整していきます。

つまり、

予測する → 施術する → 結果を見る → 少し調整する

この繰り返しです。

この積み重ねによって、少しずつ判断の精度が上がっていきます。


縮毛矯正は「足したり引いたり」の繰り返し


縮毛矯正では、何か一つを極端にすればいいわけではありません。

薬剤を強くすればいい。

時間を長くすればいい。

アイロンを強く入れればいい。

という単純な話ではありません。

むしろ、

「あと少しだけ効かせる」

「ここは少し弱くする」

という微調整が重要になります。

薬剤を少し変える。

放置時間を少し変える。

アイロンの入れ方を少し変える。

そして結果を見る。

その経験を次の施術に反映する。

こうした細かな調整を何度も繰り返すことで、

「この髪なら、ここまで」

という感覚が少しずつ身についていきます。


放置時間の限界も、経験から見えてくる


例えば、薬剤の放置時間。

最初から、

「この髪は何分」

と完全に判断できるわけではありません。

モデルさんへの施術でも、髪の状態を確認しながら少しずつ調整し、

「ここまで時間を置くと、これくらい反応する」

ということを確認してきました。

現在のKyiiiでは、ケースによっては最大1時間程度まで放置できるというところまで経験値が積み上がっています。

もちろん、

長く置けば置くほど良い

という意味ではありません。

その髪に必要な時間を見極めることが重要です。

必要以上に時間を置かない。

でも、必要な時間を短くしすぎない。

その髪にとっての適切なところを探していく。

これも、実際にたくさんの髪を施術してきたからこそ分かってくることです。


難しい髪を継続して担当することが大切


そして、もう一つ非常に重要なのが、

難しい髪を継続して担当すること。

一度だけ難しい髪を担当するのと、同じお客様を何度も担当するのでは、得られる経験値が大きく違います。

例えば、

前回はこういう薬剤設定にした。

このくらいの時間を置いた。

仕上がりはこうなった。

数ヶ月後、髪の状態はこう変化していた。

では今回はどうするか?

というように、一人のお客様の髪の経過を追うことができます。

これは非常に大きな経験になります。


「難しい髪」は教科書だけでは分からない


縮毛矯正の知識を勉強することももちろん大切です。

薬剤の特徴を知る。

毛髪の構造を理解する。

還元や酸化について学ぶ。

ダメージについて考える。

こうした知識は必要です。

でも、実際の髪は教科書通りにはいきません。

同じような癖に見えても、髪の履歴が違えば反応が違う。

同じ薬剤を使っても、結果が違う。

だからこそ、知識と経験の両方が必要になります。

そして経験を積むためには、実際にたくさんの髪を触るしかありません。


難しい髪から逃げていたら、難しい髪は上手くならない


もちろん、無理な施術をするという意味ではありません。

自分の技術の範囲を理解し、その中で安全性を確認しながら経験を積むことが大切です。

その上で、

「この髪は難しいからやめておこう」

と避け続けていたら、いつまで経ってもその髪は上手くなりません。

難しい髪を見て、

「なぜ難しいのか?」

「どこが違うのか?」

「どうすればもっと良くできるのか?」

を考える。

そして、実際の結果を見て、次の施術に活かす。

これを繰り返すことで、対応できる髪の幅が少しずつ広がっていきます。


縮毛矯正専門だからこそ積み重ねられる経験


ここはKyiiiの特徴でもあります。

Kyiiiは縮毛矯正を専門にしています。

つまり、毎日さまざまな髪の癖と向き合うことになります。

たくさんの髪を見る。

さまざまなケースを経験する。

結果を確認する。

少しずつ施術を調整する。

また別の髪を施術する。

この繰り返しができます。

さらに、お客様にリピートしていただければ、同じお客様の髪を継続して見ることもできます。

これは縮毛矯正の技術を高めるうえで、とても大きなことだと思っています。


「たくさん見る」と「深く見る」


縮毛矯正が上手くなるために必要なのは、

たくさんの髪を見ること。

そして、

一人ひとりの髪を深く見ること。

この両方です。

たくさんの髪を見ることで、経験するケースが増える。

一人のお客様を継続して担当することで、その髪の変化を理解できる。

そして、

予測する → 施術する → 結果を見る → 微調整する

という繰り返しによって、少しずつ判断の精度が高くなっていきます。


縮毛矯正は、経験の積み重ね


縮毛矯正は、薬剤の知識だけでも、アイロン技術だけでもありません。

髪を見て、

「この髪ならどうするか」

を判断する力が必要です。

その判断力は、一朝一夕では身につきません。

たくさんの髪を触って、

少しずつ足したり、引いたりしながら、

「ここがちょうどいい」

というところを探していく。

そして、難しい髪を継続して担当することで、その経験をさらに深くしていく。

私は、

縮毛矯正が上手くなるということは、単純に施術数を増やすことではなく、施術数を経験値に変えていくこと

だと考えています。

だからこそKyiiiでは、

たくさんの髪を見る。

そして、

一人ひとりの髪を長く見る。

この両方を大切にしていきたいと思っています。





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