誰でもわかる縮毛矯正⑤|2剤工程。結合を「戻す」最後の仕事
- Kyiii

- 1月14日
- 読了時間: 2分
更新日:1月15日
アイロン工程が終わったら、いよいよ縮毛矯正の仕上げとなる「2剤(2液)」の工程に入ります。
この工程も、美容室や技術者によって考え方ややり方はさまざまです。
ただ、役割自体はとてもシンプルです。
2剤の役割は「固定」ではなく「再結合」
よく
「2剤で形を固定する」
と言われますが、正確には少し違います。
1剤で一度切った髪の内部の結合を、
元の安定した状態に“戻す(再結合させる)”
これが2剤の本来の役割です。
1剤:結合を切る(還元)
アイロン:形を整える+熱による補助的な酸化
2剤:結合を戻して安定させる(酸化)
という流れになります。
2剤にも種類がある
2剤には主に2つのタイプがあります。
過酸化水素系
臭素酸系
どちらが正解・不正解という話ではなく、
髪の状態や設計によって使い分けられている
というのが実情です。
ここも「この薬が一番いい」と断言できるものではなく、
技術者の考え方と設計次第、という世界です。
アイロンで酸化は「ほぼ終わっている」?
実は、アイロンの熱によって
髪の内部ではすでにかなり酸化が進んでいる
という考え方もあります。
これを「熱酸化」と呼ぶこともあります。
ただし、これは
還元が適切に行われていること
無理なテンション(引っ張り)がかかっていないこと
が前提です。
だからといって、
「2剤はいらない」という話にはなりません。
2剤は、
仕上がりを安定させ、日常生活に耐えられる状態に戻すために必要な工程
です。
引っ張らないでやさしく塗布
アイロン工程と同様に、2剤前後でも大切なのは
無理に引っ張らない
クセを“力で伸ばさない”
すでに整えた形を、
崩さないように扱う
という意識が重要になります。
2剤後の流しと、その後
2剤を流した
24時間はシャンプーを控えてほしい
と言われることが多いですが、これも理由があります。
空気中の酸素による
自然酸化(空気酸化)
が、仕上がりの安定に関わるためです。
まとめ
2剤は「魔法の仕上げ」ではありません。
派手さも、違いも、正直わかりにくい工程です。
でも、
1剤
アイロン
2剤
この3つがきちんと設計されて初めて、
縮毛矯正は「失敗しにくい技術」になります。
次回はいよいよ最終回。
「仕上がり後に起きること」とホームケアについて、
誰でもわかる形で整理していきます。

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