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実はアウトバストリートメントにも界面活性剤が入っている

  • 執筆者の写真: Kyiii
    Kyiii
  • 2 時間前
  • 読了時間: 4分

「界面活性剤」と聞くと、皆さんは何を思い浮かべるでしょうか。

「シャンプーに入っている洗浄成分」


「洗剤みたいなもの」


「髪に悪そう」

そんなイメージを持っている方も少なくありません。

しかし、これまでこのシリーズを読んできた方なら、少し疑問が湧くかもしれません。

ヘアオイルは油。


ヘアミルクは水と油が混ざったもの。


ヘアミストは水が主体。

では、ヘアミルクはどうやって水と油を混ぜているのでしょうか。

実は、そのために必要なのが「界面活性剤」です。

つまり、アウトバストリートメントにも界面活性剤は配合されているのです。


界面活性剤は「洗浄成分」ではありません


多くの方は、界面活性剤を「洗浄成分」だと思っています。

もちろん、シャンプーに配合されている界面活性剤には、皮脂や汚れを落とす働きを持つものがあります。

しかし、それは界面活性剤の仕事の一つに過ぎません。

実は「界面活性剤」という名前は、成分名ではありません。

「水と油のように、本来混ざらないものをなじませる働きを持つ成分」の総称なのです。

つまり、界面活性剤にはさまざまな種類があり、それぞれ役割も異なります


ヘアミルクに界面活性剤が必要な理由


前回の記事で、ヘアミルクは「水と油を混ぜた乳液のようなもの」と説明しました。



しかし、水と油は、そのままでは分離してしまいます。

そこで必要になるのが、水と油を均一に混ぜた状態で安定させる界面活性剤です。

この働きを「乳化」といいます。

もし界面活性剤が入っていなければ、ヘアミルクは時間が経つと水と油が分離し、製品として成り立ちません。

つまり、ヘアミルクにとって界面活性剤は欠かせない存在なのです。


ヘアミストにも使われています


ヘアミストは水が主体ですが、保湿成分や補修成分、香料など、水だけでは均一に配合できない成分も含まれています。

そのため、製品を安定させたり、成分を髪へ届けやすくしたりする目的で、界面活性剤が使われることがあります。

ヘアミストだから界面活性剤が入っていない、というわけではありません。

製品の設計によって、必要な種類の界面活性剤が選ばれています。


同じ界面活性剤でも役割はまったく違います


ここまで読むと、「界面活性剤」と一言でまとめてしまうことに違和感を感じるかもしれません。

実際、その感覚は正しいと言えます。

例えば、

  • シャンプーでは、汚れを落とすための界面活性剤

  • ヘアミルクでは、水と油を混ぜるための界面活性剤

  • トリートメントでは、髪をなめらかに整えるための界面活性剤

というように、同じ「界面活性剤」という分類でも、目的はまったく異なります。

役割が違えば、選ばれる成分も違うのです。


「界面活性剤が入っているから悪い」は正しくありません


近年は、「界面活性剤不使用」という言葉を見かけることもあります。

しかし、それだけで良し悪しを判断することはできません。

大切なのは、

「何のために配合されているのか」

という視点です。

ヘアミルクに界面活性剤がなければ乳化できません。

トリートメントに適切な界面活性剤がなければ、髪をなめらかに整えることも難しくなります。

つまり、界面活性剤は悪者ではなく、目的に応じて必要だから使われている成分なのです。


界面活性剤の種類





Kyiiiの考え


Kyiiiでは、「○○は悪い」「○○は危険」といった単純な考え方はしていません。

大切なのは、その成分が何を目的として使われているのかを理解することです。

成分は名前だけでは判断できません。

同じ「界面活性剤」という言葉でも、役割も性質も大きく異なります。

だからこそ、正しい知識を持つことが、アウトバストリートメント選びにもつながります。


まとめ


今回の記事では、アウトバストリートメントにも界面活性剤が配合されている理由を解説しました。

界面活性剤は「洗浄成分」という意味ではなく、水と油をなじませたり、髪を整えたりするなど、さまざまな役割を持つ成分の総称です。

「界面活性剤が入っているから悪い」のではありません。

本当に大切なのは、その界面活性剤が何の目的で使われているのかを知ることです。




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