今さら聞けないチオグリコール酸とは?|縮毛矯正で最も代表的な還元剤を美容師が解説
- Kyiii

- 7月12日
- 読了時間: 2分
更新日:8月9日
縮毛矯正の還元剤として、最も長い歴史があり、現在でも広く使用されているのがチオグリコール酸です。
美容師同士では「チオ」と呼ばれることが多く、多くの縮毛矯正剤やパーマ剤に配合されています。
しかし、「チオって何?」「なぜ今でも使われているの?」と疑問に思う方も多いでしょう。
今回は、チオグリコール酸についてわかりやすく解説します。
チオグリコール酸とは?
チオグリコール酸は、髪の内部にあるシスチン結合へ働きかける還元剤です。
縮毛矯正では、この結合を一時的に切ることで髪を動かせる状態にし、その後アイロンでストレートの形を作ります。
最後に酸化剤で結合を再形成することで、真っすぐな髪が固定されます。
なぜチオグリコール酸が多く使われるの?
チオグリコール酸は、
還元力が安定している
幅広い髪質に対応しやすい
長年研究され、安全性や特性がよく理解されている
多くのメーカーが採用している
という理由から、現在でも縮毛矯正の基本となる還元剤です。
美容師にとっても扱いやすく、薬剤設計の自由度が高いことから、多くの製品に使用されています。
チオは傷みやすい?
「チオは傷む」という話を聞いたことがあるかもしれません。
しかし、これは正確ではありません。
ダメージは、
薬剤濃度
pH
アルカリ度
放置時間
アイロン操作
髪の状態
など、多くの要素が関係しています。
そのため、チオだから傷む、GMTだから傷まないという単純な話ではありません。
チオグリコール酸にも種類があります
実は、「チオ」と言っても一種類ではありません。
縮毛矯正でよく使われるものには、
チオグリコール酸アンモニウム
チオグリコール酸モノエタノールアミン
などがあります。
同じチオ系でも性質や使い方が異なるため、美容師は髪質や目的に応じて使い分けています。
まとめ
チオグリコール酸は、現在でも縮毛矯正で最も代表的な還元剤です。
長年にわたり改良され、多くの美容室で使用されています。
一方で、「チオだから傷む」「古い還元剤だから良くない」という考え方は正確ではありません。
本当に大切なのは、還元剤の種類だけではなく、pHやアルカリ度、そして美容師がどのように薬剤を設計するかです。
次回は、コスメストレートなどでも使用されることが多いシステアミンについて詳しく解説します。
∟今さら聞けないシステアミンとは?|コスメストレートでもよく使われる還元剤を美容師が解説
世界初|髪質改善特化|セルフブロー式縮毛矯正専門美容室Kyiii(キー)のTOPページはこちら

コメント