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今さら聞けない「酸性・アルカリ」だけでは縮毛矯正は語れない|本当に重要なのは3つの要素です

  • 執筆者の写真: Kyiii
    Kyiii
  • 7月11日
  • 読了時間: 2分

更新日:8月9日

ここまで、このシリーズでは

  • アルカリ縮毛矯正

  • 酸性縮毛矯正

について解説してきました。

ここで、「酸性縮毛矯正の方が髪に優しいんですよね?」と思われた方もいるかもしれません。

しかし、実は縮毛矯正は「酸性」「アルカリ性」だけで判断できるほど単純な施術ではありません。

本当に重要なのは、

  • pH(ペーハー)

  • アルカリ度

  • 還元剤

この3つを理解することです。


① pH(ペーハー)


pHとは、薬剤が酸性なのか、中性なのか、アルカリ性なのかを表す数値です。

縮毛矯正では、このpHによって髪への作用や薬剤の働き方が変わります。

そのため、「酸性縮毛矯正」「アルカリ縮毛矯正」という名前は、このpHを基準に付けられていることが多くあります。

しかし、pHだけで薬剤の強さは決まりません。


② アルカリ度


アルカリ度とは、髪を膨潤(ぼうじゅん)させる力のことです。

同じアルカリ性でも、アルカリ度が違えば髪への作用は大きく変わります。

また、酸性領域の薬剤でも、アルカリ剤を組み合わせることで薬剤の性質を調整している製品もあります。

つまり、「酸性だからアルカリが入っていない」というわけではありません。


③ 還元剤


還元剤は、縮毛矯正で髪の結合を切る役割を担う成分です。

代表的なものには、

  • チオグリコール酸

  • システアミン

  • GMT

  • スピエラ

などがあります。

どの還元剤を使用するかによって、反応の仕方や仕上がりの質感は大きく変わります。


この3つは別々に考える必要があります


縮毛矯正を理解する上で大切なのは、

「酸性だから優しい」

「アルカリだから傷む」

と単純に考えないことです。

実際には、

  • pH

  • アルカリ度

  • 還元剤

この3つが組み合わさって、薬剤の性質が決まります。

さらに、美容師が髪質に合わせてそれらをどのように組み合わせるかによって、仕上がりは大きく変わります。


ここからが本当の毛髪科学です


ここまで読んでいただいた方は、縮毛矯正の基本的な考え方を理解できたと思います。

しかし、本当の違いはここからです。

次のシリーズでは、縮毛矯正の仕上がりを左右する最も重要な成分である**「還元剤」**について、一つずつ詳しく解説していきます。

チオグリコール酸、システアミン、GMT、スピエラ…。

それぞれ何が違い、どのような髪質に向いているのか。

美容室選びにも役立つ知識を、毛髪科学の視点からわかりやすくお伝えします。






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