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シリコーンとは何か?髪に悪いは本当なのかをわかりやすく解説

  • 執筆者の写真: Kyiii
    Kyiii
  • 6 日前
  • 読了時間: 5分

世界初のセルフブロー式縮毛矯正専門店Kyiii(キー)です。

シャンプーやトリートメントを選んでいると、

「ノンシリコン」

という言葉を見かけることがあります。

また、

「シリコンは髪に悪い」

「シリコンは毛穴に詰まる」

という話を聞いたことがある方もいるかもしれません。

しかし、

そもそもシリコンとは何なのでしょうか?

実はここには、

美容業界で長年続いている大きな誤解があります。

今回は、

シリコーンについてわかりやすく解説していきます。


前回のヘマチンの記事はこちら


シリコンとシリコーンは違う


まず最初に整理しておきたいことがあります。

実は、

美容製品に配合されているのは

シリコンではなくシリコーン

です。

シリコン(Silicon)は元素の名前です。

日本語では

ケイ素

と呼ばれます。

一方、

シリコーン(Silicone)は、

ケイ素をもとに人工的に作られた化合物です。

つまり、

鉄と鉄製品が違うように、

シリコンとシリコーンも別物なのです。


シリコーンは何のために入っているの?


シリコーンの主な役割は、

髪の表面をなめらかにすることです。

例えば、

  • 指通りを良くする

  • 絡まりを減らす

  • ツヤを出す

  • 摩擦を減らす

  • ドライヤー時の負担を軽減する

といった目的で使われています。

つまり、

トリートメントの重要な機能を担っている成分の一つです。


なぜシリコーンは悪者になったの?


これは2000年代の

ノンシリコンブーム

が大きく関係しています。

当時は、

「シリコンが髪を傷める」

「毛穴に詰まる」

「髪が呼吸できなくなる」

といった説明が広まりました。

しかし、

現在ではこれらを裏付ける十分な科学的根拠はありません。

少なくとも、

シリコーンが髪を傷める成分という考え方は一般的ではありません。


髪は呼吸しているの?


していません。

髪は死滅細胞です。

前回までの記事でも解説した通り、

髪は皮膚のように呼吸したり、

栄養を吸収したりしているわけではありません。

そのため、

「シリコーンで髪が呼吸できなくなる」

という説明は少し不自然です。


シリコーンは髪を修復する?


修復はしません。

これはケラチンやコラーゲン、

セラミドと同じです。

髪を再生させることはできません。

しかし、

髪の表面をコーティングすることで、

手触りやツヤ感を向上させることは期待できます。

つまり、

シリコーンも

補修や保護を目的とした成分

です。


トリートメントにシリコーンが多い理由


実は、

トリートメントにはシリコーンが非常によく使われています。

なぜなら、

トリートメントの目的の一つが、

髪表面を整えることだからです。

特に、

縮毛矯正後の髪は摩擦の影響を受けやすいため、

シリコーンによる滑りの良さが役立つ場合があります。


ノンシリコンシャンプーとは?


ノンシリコンシャンプーとは、

その名の通りシリコーンを配合していないシャンプーです。

しかし、

ここで重要なのは、

ノンシリコンだから優れているわけではないということです。

また、

シリコーン入りだから悪いわけでもありません。

シャンプーの品質を決めるのは、

シリコーンの有無だけではないからです。


Kyiiiが考える本当に重要なこと


ここまでシャンプー博士シリーズ、

トリートメント博士シリーズを読んでくださった方なら、

お気付きかもしれません。

シャンプーの主成分は

水と界面活性剤

でした。

そして、

トリートメントの基本は

水・油・カチオン界面活性剤

です。

シリコーンはその上に加えられる機能性成分の一つです。

つまり、

シリコーンだけで製品の良し悪しは決まりません。

界面活性剤、

保湿成分、

補修成分、

油分とのバランスの方が重要なのです。



縮毛矯正後の髪との関係


縮毛矯正後の髪は、

摩擦によるダメージを受けやすくなることがあります。

そのため、

シリコーンによる指通りの向上や、

摩擦軽減が役立つ場合があります。

もちろん、

シリコーンだけで髪が綺麗になるわけではありません。

しかし、

ヘアケアを支える重要な成分の一つであることは間違いないでしょう。


まとめ


シリコーンとは、

ケイ素(シリコン)をもとに作られた化合物です。

髪の表面を整え、

指通りやツヤ感を向上させる目的で使われています。

かつては悪者のように扱われた時代もありましたが、

現在では髪を傷める成分と考えられているわけではありません。

大切なのは、

シリコーンが入っているかどうかではなく、

製品全体の設計を見ることです。


次回予告

シリコーンと並んで、

最近のトリートメントで重要な役割を持っているのが

ポリマー

です。

実は、

皆さんが感じる

「ツルツル」

「サラサラ」

「まとまる」

の正体は、

ポリマーが関係していることも少なくありません。

次回は、

「ポリマーとは何か?」

についてわかりやすく解説していきます。





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