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酸性ストレートはなぜアルカリ縮毛矯正よりダメージを抑えやすいの?

執筆者の写真: Kyiii
Kyiii
8月26日
読了時間: 5分

「酸性ストレートは髪に優しい」

そんなイメージを持っている方も多いかもしれません。

では、なぜ酸性ストレートはアルカリ縮毛矯正に比べて、髪への負担を抑えやすいのでしょうか?

単純に「酸性だから」というだけではありません。

大きなポイントの一つが、アルカリによる毛髪の膨潤・軟化を大きく利用しないことです。


アルカリ縮毛矯正では何が起こる?


一般的なアルカリ性の縮毛矯正では、アルカリ剤を使用することで薬剤のpHを上げ、毛髪を膨潤・軟化させます。

髪を変化させやすい状態にするためには重要な工程です。

しかし、ここには大きな負担もあります。

髪をアルカリ性の環境に置くことで、毛髪は膨潤し、軟化します。

そして、その状態の髪に縮毛矯正では高温のアイロンを使用します。

つまり、

アルカリによって膨潤・軟化した髪

に、

薬剤による化学的な作用

だけでなく、

高温の熱とアイロンによる機械的な負荷

も加わることになります。

これがアルカリ縮毛矯正で髪への負担を考えるときの重要なポイントです。

「アルカリだから傷む」だけではない

ここで誤解してほしくないのが、

「アルカリ縮毛矯正は悪い施術」

という話ではありません。

アルカリによる膨潤・軟化には、薬剤を髪に作用させやすくするという意味があります。

強い癖を効率よく伸ばすために、長く使われてきた理由もあります。

問題なのは、髪を変化させるために大きく膨潤・軟化させた状態で、その後の工程まで行うことです。

特にダメージした髪では、どこまで軟化させるのか、どの程度の熱を加えるのかという判断が非常に重要になります。


酸性ストレートは「ダメージゼロ」ではない


では、酸性ストレートなら髪は傷まないのでしょうか?

もちろん違います。

酸性ストレートでも還元剤を使用します。

さらに、アイロンによる熱も使用します。

髪の内部の結合に作用させ、熱によって形を整える以上、酸性ストレートでも髪への負担はあります。

「酸性だから傷まない」という説明は正しくありません。

Kyiiiが考えているのは、

ダメージをゼロにすることではなく、髪への負担が大きくなりやすい要素をできるだけ減らすこと

です。


酸性ストレートではアルカリによる強い軟化を避ける


酸性ストレートの大きな特徴は、アルカリ縮毛矯正のようにアルカリによる膨潤・軟化を大きく利用しなくても、還元剤によって髪に作用させられることです。

つまり、

アルカリで大きく膨潤・軟化させる

という工程を前提としない。

その状態で還元反応を利用して髪の形を変えていきます。

もちろん酸性領域でも髪は変化しますし、還元剤によるダメージもあります。

それでも、アルカリによる強い膨潤・軟化を避けられることは、髪への負担を大きく抑えるうえで非常に大きな意味があります。

「酸性=優しい」ではなく「何を避けているのか」

酸性ストレートのメリットを説明するとき、

「酸性だから髪に優しい」

だけでは少し説明が足りません。

重要なのは、

何を使わないのか。

そして、

髪をどのような状態にしてからアイロンをするのか。

ということです。

アルカリ縮毛矯正では、アルカリによる膨潤・軟化を利用します。

その一方で、酸性ストレートでは、アルカリによる大きな膨潤・軟化を避けながら還元反応を利用します。

この違いが、髪への負担の差につながります。


だから酸性ストレートには「時間」が必要になる


ここで、以前の記事で説明した「時間」という話につながります。

アルカリ縮毛矯正では、アルカリによる膨潤・軟化を利用することで、薬剤を短時間で作用させやすくできます。

一方、酸性ストレートでは、アルカリによる強い膨潤・軟化に頼らずに髪を変化させていくため、必要な反応時間をしっかり確保するという考え方が重要になります。

つまり、

アルカリで無理に短時間化するのではなく、酸性領域で必要な時間を使って反応させる。

これがKyiiiの考え方です。

でも、美容室にとって「時間」は問題になる

ここで美容室側の問題が出てきます。

お客様の髪に必要な時間を確保すればするほど、美容師が一人のお客様を担当している時間も長くなってしまいます。

施術時間が長くなれば、美容師の生産性は下がります。

だからこそ、一般的な美容室では、

「どうすれば短時間で施術できるか」

という考え方が重要になります。

しかしKyiiiは、ここを別の方法で解決します。


Kyiiiは「時間を削らない」


Kyiiiのセルフブロー式縮毛矯正では、酸性ストレートに必要な時間を無理に削りません。

長い放置時間が必要なら、その時間に美容師は別のお客様を担当できます。

さらに、仕上げのブローはお客様自身に行っていただきます。

そのため、美容師が一人のお客様につきっきりになる時間を減らすことができます。

つまり、

お客様に必要な施術時間は削らない。

でも、

美容師の拘束時間は削る。

これがKyiiiのセルフブロー式です。

酸性ストレートの「時間がかかる」という弱点を、単純に施術時間の短縮で解決するのではありません。

時間の使い方そのものを変えることで、生産性に変えているのです。


酸性ストレートは「傷まない縮毛矯正」ではない


最後に、ここははっきりさせておきます。

酸性ストレートでもダメージはあります。

還元剤を使用しますし、高温のアイロンも使用します。

ただし、Kyiiiでは、

アルカリによる強い膨潤・軟化を避けることによって、アルカリ縮毛矯正に比べて髪への負担を大幅に抑えやすい

と考えています。

「酸性だからダメージゼロ」ではありません。

必要な還元と熱による負担は受け入れながら、アルカリによる大きな負担を避ける。

そのうえで、必要な時間を確保してしっかり癖を伸ばす。

そして、その時間を無駄にしないためにセルフブロー式を採用する。

これが、Kyiiiが酸性ストレートとセルフブロー式を組み合わせている理由です。






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