アルカリって何?じゃあ、酸もあるの?
- Kyiii

- 3 日前
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更新日:1 日前
「アルカリ縮毛矯正」「酸性ストレート」など、美容室のメニューを見ると「アルカリ」や「酸性」という言葉が出てきます。
でも、そもそもアルカリって何なのでしょうか?
そして、アルカリがあるということは、当然「酸」もあるのでしょうか?
今回は、縮毛矯正の話に入る前に、まず「酸性」「中性」「アルカリ性」という言葉を簡単に整理してみましょう。
酸とアルカリは反対の性質
酸とアルカリは、性質の異なるものです。
この酸性・アルカリ性の強さを表すために使われるのがpH(ペーハー)です。
一般的に、
pH7より低い → 酸性
pH7 → 中性
pH7より高い → アルカリ性
と考えます。
例えば、レモン果汁などは酸性。
一方、石けん水などはアルカリ性です。
つまり、「酸があるならアルカリもある」というより、物質や溶液には酸性・中性・アルカリ性という性質があると考えると分かりやすいでしょう。
「アルカリ=悪い」ではありません
美容の話になると、
「アルカリは髪を傷める」
「酸性のほうが髪に優しい」
という説明をよく見かけます。
もちろん、髪に対するアルカリの作用を考えることは重要です。
ただし、アルカリだから悪い、酸性だから良い、という単純な話ではありません。
酸性でも髪に化学的な作用を与えれば負担になります。
逆に、アルカリも美容施術の中で重要な役割を持っています。
つまり大切なのは、
「酸かアルカリか」だけではなく、「なぜそのpHにするのか」
ということです。
縮毛矯正では「アルカリ」という言葉がよく出てくる
一般的な縮毛矯正では、アルカリ剤が使用されることがあります。
ここで少し注意したいのが、
「アルカリ縮毛矯正=アルカリ性にすることが目的」
というわけではないということです。
アルカリ剤には、髪を軟化させたり、薬剤が髪に作用しやすい環境をつくったりするなど、さまざまな役割があります。
その結果として、薬剤がアルカリ性の領域になります。
つまり、
アルカリ性にすることそのものが目的なのではなく、アルカリ剤を使うことで生じるさまざまな作用を利用している
と考えたほうが分かりやすいでしょう。
では、酸性ストレートはどうなの?
ここで酸性ストレートにつながります。
酸性ストレートは、その名前の通り、酸性領域で行う縮毛矯正です。
一般的なアルカリ性の縮毛矯正とは、薬剤を作用させる環境が異なります。
ただし、
「アルカリ性だから髪が傷む」
「酸性だから髪が傷まない」
という単純な話ではありません。
どのような薬剤を使い、どのような環境で髪に作用させ、どのような工程で形を変えるのか。
そこまで見なければ、本当の違いは分かりません。
「アルカリって何?」から始めると縮毛矯正が見えてくる
ここまで読んで、
「じゃあ、縮毛矯正ではなぜアルカリを使うの?」
と思った方もいるのではないでしょうか。
実は、ここからが少し難しいところです。
縮毛矯正では、
アルカリによる作用
髪の膨潤
髪の軟化
還元剤による作用
など、いくつもの現象が関係しています。
これらを全部まとめて、
「アルカリで髪を軟化させて、還元する」
と説明してしまうと、それぞれの現象の違いが分からなくなってしまいます。
Kyiiiでは、これらを一つひとつ分けて考えています。
軟化と還元は同じなのか?
膨潤と軟化は同じなのか?
アルカリは本当に還元剤を速く働かせるためだけに必要なのか?
こうした疑問を整理していくと、酸性ストレートがなぜ成立するのかも、少しずつ見えてきます。
次回は、もう一歩踏み込んで、
「縮毛矯正でアルカリは何をしているの?」
について考えてみます。
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