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ズバリ!縮毛矯正とヘアカラーを同時にできるかどうかは美容師次第

  • 執筆者の写真: Kyiii
    Kyiii
  • 8月20日
  • 読了時間: 9分

昔は、

「縮毛矯正とヘアカラーは一緒にできません」

と言われることが多かったと思います。

実際、以前は縮毛矯正とヘアカラーを別の日にすることが一般的でした。

しかし現在では、薬剤や施術方法の選択肢も増え、

「やり方次第では、縮毛矯正とヘアカラーを同時にしてもいいのでは?」

という考え方もできるようになってきました。

では、現在は縮毛矯正とヘアカラーを同時にしても問題ないのでしょうか?

結論から言うと、

「危険だから絶対にやらない」というものではなく、どのように施術するかを美容師が判断するもの

だとKyiiiでは考えています。

昔は「縮毛矯正とカラーは一緒にできない」が一般的だった

縮毛矯正とヘアカラーは、どちらも髪に薬剤を作用させる施術です。

そのため昔は、

「両方やったら髪が傷む」

「髪への負担が大きすぎる」

という考え方から、別の日に施術することが多くありました。

もちろん、現在でも髪の状態によっては、同時施術を避けた方がいいケースがあります。

ただ、昔と現在では、使用できる薬剤や施術方法の選択肢が増えています。


現在は「どうやって施術するか」が重要


例えば、酸性ストレートと低アルカリカラーを組み合わせる方法があります。

また、縮毛矯正もカラーもリタッチだけにして、すでに施術されている部分に必要以上に薬剤を重ねないという方法もあります。

つまり、

「縮毛矯正とカラーを同時にするか、しないか」だけではなく、「どこに、どの薬剤を、どのように作用させるか」

が重要になってきます。

すべての髪に同じ方法が使えるわけではありません。

髪質やダメージ、これまでの施術履歴などを見て判断する必要があります。


同時施術で一番考えたいのは「ストレートが戻るリスク」


縮毛矯正とヘアカラーを同時に行う場合、単純に「髪が傷むかどうか」だけを考えるのでは不十分です。

縮毛矯正をしている人にとって、もっと重要なのは、

せっかく作ったストレートが戻ってしまわないか

ということです。

カラーを先に行うと、その後の縮毛矯正によってカラーが落ちる可能性があります。

そのため、同日に施術する場合は、基本的には縮毛矯正を先に行います。

しかし、縮毛矯正を先にした場合にも問題があります。

その後に行うヘアカラーによって、縮毛矯正で作った髪の状態に影響を与え、ストレートが弱くなったり、癖が戻ったように感じたりする可能性があるからです。

だからこそ、同時施術では「ダメージ」だけではなく、ストレートの定着をどう維持するかまで考える必要があります。


Kyiiiでは「ストレートを守る」ことも考える


ここからは、Kyiiiで考えている施術方法です。

Kyiiiでは、縮毛矯正とヘアカラーを同時に行う場合、単純に髪へのダメージを減らすだけではなく、縮毛矯正後のストレートが戻ってしまうリスクをできるだけ減らすことも考えています。

一度縮毛矯正を酸化させて固定した後、さらにアルカリカラーによって髪に化学反応を起こすよりも、

ヘアカラーに含まれる過酸化水素を縮毛矯正の酸化に利用して、ストレートを固定する

という考え方です。

そのうえで、カラーは低アルカリのものを使用することで、髪への負担もできるだけ抑えます。

Kyiiiでは、この方法によって、

一度酸化してからアルカリカラーを行う方法よりも、ストレートの定着が安定し、癖戻りのリスクを減らせるのではないか

と考えています。

これは一般的な施術理論として断定するものではなく、Kyiiiでの施術経験から考えている方法です。

もちろん、この方法にもデメリットがある

この方法なら何でもできる、というわけではありません。

低アルカリのカラーを使用することで、カラーの色味や明るさには制限が出る場合があります。

特にハイトーンカラーを希望する場合は、希望する明るさまで持っていくことが難しくなる場合があります。

また、白髪についても、

しっかり染めて完全に隠すというより、白髪をぼかす程度

の仕上がりになる場合があります。

つまり、

「縮毛矯正とカラーを同時にできる=どんなカラーでもできる」

というわけではありません。

ストレートの定着を優先することで、カラーの明るさや白髪のカバー力をある程度犠牲にする場合もあります。

だからこそ、

「何を優先したいのか」

を美容師と相談することが大切です。


酸性ストレート×低アルカリカラーという考え方


酸性ストレートと低アルカリカラーを組み合わせる場合も、考え方は同じです。

重要なのは、

「酸性だから安全」

「低アルカリだから傷まない」

という単純な話ではありません。

酸性ストレートにも髪への負担はありますし、低アルカリカラーにも髪への作用があります。

大切なのは、髪の状態に合わせて薬剤の強さや作用させる範囲を調整することです。


リタッチだけにする方法もある


縮毛矯正とカラーを同時に行う場合、両方とも髪全体に薬剤をつける必要があるとは限りません。

例えば、

縮毛矯正は新しく伸びてきた部分だけ。

カラーも新しく伸びてきた部分だけ。

というように、リタッチに限定する方法があります。

すでに縮毛矯正がかかっている部分や、すでにカラーされている部分に薬剤を重ねないことで、必要以上の薬剤処理を避けることができます。

「日にちを空ければダメージがなくなる」わけではない

縮毛矯正とヘアカラーを別日にする理由として、

「髪を休ませるため」

という説明をよく聞きます。

もちろん、施術の間隔をあけることで、その間に髪の状態を確認してから次の施術を行えるというメリットはあります。

しかし、

1週間や2週間あけたからといって、すでに受けたダメージがなくなるわけではありません。

髪は皮膚のように、時間が経てば元の状態に戻るわけではありません。

そのため、

「日にちを空ければダメージが回復する」

という単純な話ではありません。

大切なのは、現在の髪の状態を見て、次にどんな施術をするのかを判断することです。


お客様のスケジュールも大きな問題


そして、もう一つ忘れてはいけないのが、

お客様のスケジュールです。

縮毛矯正とヘアカラーを別日にすると、当然、美容室に2回来店する必要があります。

仕事や育児、学校、遠方からの来店など、人によって美容室に使える時間は違います。

「できれば一日で済ませたい」

というお客様がいるのも当然です。

だから、

「絶対に別の日にしてください」

と一律に決めるのではなく、

「今日両方やるなら、どのような方法ならできるのか?」

を考えることも美容師の仕事ではないでしょうか。

もちろん、髪の状態によっては、

「今日はやめておいた方がいい」

と判断することも必要です。


だから「美容師次第」なんです


ここまでのシリーズで、縮毛矯正とヘアカラーにはさまざまな種類があることを説明してきました。

カラーにも、

酸化染毛剤、ヘアマニキュア、塩基性染料、HC染料、ヘナ、一時染毛料など、さまざまな方法があります。

縮毛矯正やストレートにも、使用する薬剤や施術方法の違いがあります。

さらに、

髪質、ダメージ、カラー履歴、縮毛矯正履歴なども一人ひとり違います。

それなのに、

「縮毛矯正とカラーは同時にできる」

または、

「縮毛矯正とカラーは絶対に同時にできない」

と一言で決めてしまうのは難しいのです。

だから現在では、

「同時施術が危険かどうか」ではなく、「その髪に対して、どの方法なら成立するのかを美容師が判断する」

という考え方が必要なのではないでしょうか。

もちろん、同時施術を避けた方がいい髪もある

「美容師次第」というのは、

どんな髪でも同時施術していい

という意味ではありません。

すでに強いダメージがある髪。

何度も縮毛矯正やカラーを繰り返している髪。

複雑な施術履歴がある髪。

そのほか、薬剤の作用に耐えられないと判断される髪。

こうした場合は、同時施術を避けるという判断も当然あります。

だからこそ、最終的には髪の状態を見て判断する必要があります。

「できるか」ではなく「どうやるか」

縮毛矯正とヘアカラーについて、

「一緒にできますか?」

と聞かれたら、

「できます」

「できません」

の二択で答えたくなるかもしれません。

しかし、本当に重要なのは、

「どうやればできるのか?」

ではないでしょうか。

酸性ストレートにするのか。

アルカリ量を抑えるのか。

カラーをリタッチにするのか。

縮毛矯正をリタッチにするのか。

どの薬剤を使用するのか。

どこまで薬剤を作用させるのか。

そして、そもそも今の髪に施術するべきなのか。

さらに、

ストレートが戻るリスクをどう抑えるのか。

ここまで考えて、最終的な施術方法を決めます。


まとめ


昔は、

「縮毛矯正とヘアカラーは一緒にできない」

と言われることが多くありました。

しかし現在では、酸性ストレート、低アルカリカラー、リタッチ施術など、さまざまな方法があります。

そのため、

「縮毛矯正とヘアカラーの同時施術=危険」

と一律に考えるのではなく、

「その髪に、どの薬剤を、どの範囲に、どのような方法で使うのか」

を考えることが重要です。

Kyiiiでは、同時施術を行う場合、髪へのダメージを抑えるだけではなく、ストレートの定着を安定させ、癖戻りのリスクをできるだけ減らすことも考えています。

そのために、ヘアカラーに含まれる過酸化水素を縮毛矯正の酸化に利用したり、低アルカリカラーを使用したり、必要に応じてリタッチに限定したりします。

その一方で、カラーの明るさや色味、白髪のカバー力には制限が出ることがあります。

そして、別日にするか同日にするかには、お客様のスケジュールという現実的な問題もあります。

だからKyiiiでは、

縮毛矯正とヘアカラーを同時にできるかどうかは、美容師次第

だと考えています。

もちろん、同時施術を避けた方がいい髪もあります。

大切なのは、

「同時にできる・できない」という一般論だけで判断するのではなく、その人の髪を見て、ストレートの仕上がりまで考えた上で、最適な方法を選択すること。

それが、現在の縮毛矯正とヘアカラーの関係なのではないでしょうか。








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