今さら聞けない髪質改善|髪質改善と呼ばれるものをすべて解説
- Kyiii

- 7月5日
- 読了時間: 5分
更新日:8月11日
「髪質改善」という言葉を、美容室やSNSで見かけない日はないほどになりました。
しかし、実は髪質改善という名前の正式な美容技術は存在しません。
同じ「髪質改善」というメニューでも、美容室によって施術内容はまったく異なります。
あるお店では酸熱トリートメントを指し、別のお店では縮毛矯正を指し、また別のお店ではトリートメントを混ぜたヘアカラーを髪質改善カラーと呼んでいます。
そのため、
「髪質改善をしたのに思っていた仕上がりにならなかった」
というトラブルも少なくありません。
このシリーズの目的
この「今さら聞けない髪質改善シリーズ」では、髪質改善について一つずつ詳しく解説していきます。
シリーズを読み終える頃には、
髪質改善にはどんな種類があるのか
それぞれ何が違うのか
自分の髪には何が向いているのか
美容室がどんな髪質改善を提供しているのか
をご自身で判断できるようになることを目標にしています。
美容室選びで後悔しないためにも、まずは全体像から見ていきましょう。
現在「髪質改善」と呼ばれているもの
① 髪質改善トリートメント
最も広い意味で使われている名称です。
美容室によって施術内容はさまざまで、
酸熱トリートメント
熱反応トリートメント
ケラチントリートメント
水素系トリートメント
などをまとめて髪質改善トリートメントと呼ぶ場合があります。
つまり、この名前だけでは何をする施術なのか判断できません。
② 酸熱トリートメント
酸と熱を利用して髪の質感を整える施術です。
一時期非常に人気となりましたが、使用する成分や施術方法によって仕上がりや注意点が大きく異なります。
現在では改良された処方も多く登場しています。
詳しくは別の記事で解説します。
③ 熱反応トリートメント
熱によって反応する成分を利用したトリートメントです。
レブリン酸やトステアなど、新しい成分も数多く登場しています。
酸熱トリートメントとは似ている部分もありますが、使用する成分や考え方は異なります。
④ 髪質改善カラー
カラー剤にトリートメント成分を組み合わせたり、前後処理を工夫したりして、ダメージを抑えながら染める施術です。
こちらも美容室によって内容は大きく異なります。
⑤ 髪質改善ストレート
ここが最も分かりにくいポイントです。
髪質改善ストレートという名前でも、
縮毛矯正
弱い還元剤を使ったストレート
酸性ストレート
など、お店によって内容はまったく違います。
名前だけで判断することはできません。
⑥ 縮毛矯正
本来はクセ毛を真っすぐにするための技術です。
最近では自然な質感に仕上げられる技術も増え、「髪質改善ストレート」として紹介されることもあります。
そのため、縮毛矯正と髪質改善ストレートの境界は、お店によって異なります。
⑦ 水素トリートメント
水素の働きを利用した施術です。
近年人気が高まっていますが、これも髪質改善メニューとして提供されることがあります。
⑧ ケラチントリートメント
髪の主成分であるケラチンを利用したトリートメントです。
海外発祥の施術も多く、髪質改善の一つとして扱われています。
なぜこんなに分かりにくいのでしょうか?
理由はとてもシンプルです。
「髪質改善」という言葉には、業界で統一された定義がないからです。
つまり、
同じメニュー名でも、
使用する薬剤
使用する成分
施術工程
得られる効果
が美容室ごとに異なります。
そのため、「髪質改善」という名前だけでは内容を判断できません。
大切なのは名前ではありません
本当に大切なのは、
「どんな施術なのか」
を知ることです。
どんな成分を使い、
どんな仕組みで髪に作用し、
どんな髪質に向いているのか。
ここを理解できるようになると、美容室選びで失敗する可能性は大きく減ります。
次回からは一つずつ詳しく解説します
ここまで読んでいただくと、「髪質改善」という言葉が非常に幅広く使われていることがお分かりいただけたと思います。
次回以降は、
酸熱トリートメント
熱反応トリートメント
髪質改善カラー
髪質改善ストレート
ケラチントリートメント
水素トリートメント
そして、それらを支える成分や仕組み
について、一つずつ詳しく解説していきます。
このシリーズを読み終えた頃には、美容室のホームページを見ただけで、
「このお店の髪質改善は、自分の髪に合っているか」
を判断できる知識が身についているはずです。
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